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奥の会場・・ケッサクよもやま話

奥まった部屋には自分の作品を飾りつけました。
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こちらは、万華鏡という題のタペストリー。                         

もう8年くらい前にアメリカカリフォルニアのキルトショーでタペストリー部門で1位を          

頂いたものです。今思うと幸運でした。         

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左手・・この作品も色々な都市に展示していただきました。

ハドソン川に架ける橋という題です。 傑作なのはここから。                  

一緒に観ていた英会話でご一緒したKさん。                               

「ああ、この映画は、皆泣いたわよね。

ほらクリントイーストウッドとメリルストリープの共演のほら!」                       

Kさんは少し興奮気味です。「う~ん?ハドソン川に架かる橋ですか?」                   

聞いたことないなぁ・・と思っていると…ハタと閃き、                                  

もしかして、「マディソン郡の橋ですか・・?」                                 

「そうそう!それそれ。もう、映画館から出てくる人来る人、みんな泣いてたと当時話題だったじゃない!」      

Kさんの頭の中はキルトどころじゃなく、マディソン郡の橋でいっぱいです。              
          
「で、結局どうなったんですか」と私。  「うん、別れちゃったのよ。ほら御主人が帰ってくるからね。」    

Kさんはちょっと残念そうです。                                           

「そうなんですかぁ。」と返事して、「じゃぁ、橋つながりで、こんどはマディソン郡の橋作りましょうか」        
「そうして!真っ赤な薔薇をあしらって情熱的な感じの! 」                              

ここで私。「あ、やっぱり無理です。もう目が疲れるし、大作はなかなかなんです。」            

「ほら!ゆっくりゆっくりやればいいじゃない。ね」Kさんはなかなか諦めません。                

笑いを噛み殺しながら、思わぬ展開になって次の作品のヒントを頂戴したような。・・・           

ちょっと考えてみようかなと思ったのでした。                   
        

    
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この作品は、刺しゅうをたくさん入れ、レースをあしらい、アンティークボタンを飾り               

自由に作って大好きな作品。
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最近の傾向は、愛らしいキルト。マディソン群の対極にあるものです。                    

私の可愛いエリーザちゃんは、ピノキオのようなお人形。でもかいがいしく御針仕事。               
私たちのグループ名は、アンデルセン童話の、「野の白鳥」から。                       

その主人公のお姫様から頂戴したエリーザというお名前。                           

この作品名は教室30年を記念。「エリーザの詩」です。                           

もうずっと以前グループ名にエリーザト決まった時、

生徒さんのお子さんで高校生か中学生の男の子ですが                  

おばさんばかりで、どこにエリーザがいるのと言ったとかで、            

みんなで、ドッと笑い「失礼ねぇ」と言ったのを思い出します。

今となっては可笑しい懐かしい話です。                   
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頂いた素敵なブリザーブドフラワーはコウ子さんから。ありがとうございました。
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外に目をやると鹿さんがのんびり草を食んでいます。                            

どうぞお近くの皆様に、旅行人山荘作品展へお運びいただければ幸いです。               

心よりお待ち申し上げます。・・・
by sheri-sheri | 2018-03-05 19:14 | キルト仕事
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