さっき用事方々出かけた帰り、またまた可愛いおやつゲット。
あずきキャラメルは、角田光代著・・「私達の黄色」全3話あるなかの3話目。
どれどれ、開けてみましょう。・・わぁ、素敵です。
キャラメルの箱から中の箱を引き出すと,その背面に、
角田さんのお写真、プロフィール。
私が買ったのは第三話。
どうも駅のホームで すさまじい声で泣く幼子に若い母親が
途方にくれている状況に、主人公がとっさに、売店で黄色のキャラメルを
買い求め、受け取ろうとしない母親に、
「 うちの娘ももうすぐ母親なの。たいへんよね。お母さんはいつの世も」
そういって膝の上に置きます。
若き母親の目から、一粒水滴が落ちる。
ママ、キャラメル!と幼い子が黄色い箱似てを伸ばし叫ぶ。
箱のいろみたいな陽気な声で。・・・
そんな物語がのっているではありませんか!
素晴らしい。キャラメル買ったら物語も読めるなんて。・・・
因みに、もう一個のココナッツミルクの小説家は・・・
朝井リョウさん。 「タイムリミット 」 楽しみ~。
箱書きされていたご紹介は・・・
{イイよね、キャラメル。ショートストーリー。
キャラメルを口にいれた瞬間いつもの日常が、かけがえのない瞬間になる。
キャラメルのひと粒、ひと粒が作り出す、そんな日常の中にある心温まるストーリーを
話題の直木賞作家二人が紡ぎます。}
ですって。・・・キャラメル食べながら、小説読むのもいいなぁ。・・・