お早うございます。
こちらは薄曇り、雨もはらんでいるようです。
如何お過ごしでしょう。
ここ数日国会中継を見たり、
観れないときは、ラジオで聴きながら仕事をしています。
さて、私は、戦後生まれですが父は戦争へ行きました。
まだ、20代半ばでした。
海軍でした。
沢山の戦友が若い命を海の藻屑と散らし、無残な戦死をとげたのですが
父は、奇跡的に助かり、暗黒の海を漂う船の破片につかまり漂流しながらも
帰国を果たせたのでした。
我が家は女の子ばかりでしたが、父は良く
戦時中に乗っていた軍艦の写真を何冊も見せて、
生き残った人はわずかで、亡くなった方々が多かったのだと
小さかった私に語るのでした。
いつも戦地に行く・・いえ、行かされるのは若い若い学生さん、
そして幼子を抱えるうら若い父親。
そして戦況が押し詰まると40代の方々にも赤紙が来たのでした。
戦争が終わり70年。
戦争へ行かれた方のお話を聴く事も難しくなり、遠のく戦争の惨状。
私達の今の平和は、そうして命を懸けて闘った人達の犠牲の上に
あることを思います。
そんなことを思う朝です。
国会中継を観ています。
人命優先ではなく、机上の何か、まるでお芝居をみているかのような
血の通わない答弁に見えているのは、気のせいでしょうか。・・・・・
子供達の将来が心配です。
13歳君を見るにつけ11歳君を見るにつけ将来が無残な事にまきこまれないように、
しっかりとしなければ・・・と思っています。
でも、一人の力は弱く、想いだけが胸のなかでいっぱいになってしまう昨今です。