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無事に生きて・・5月6日

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   {もう庭に萩の花が咲いています}


昨日のこと 偶然、市中散歩の帰りに寄った図書館で、E子さんとばったり。                        


E子さんとは、、もう長年のお付き合いです。                                      


数年前から美しい邸宅にお一人暮らし。                                  


最愛の御主人とは毎日お写真で、お話。                                       


{良かったら何もないけど、一緒に夕食を}と我が家にお誘いした際、                 


イギリス在住のお子さんからからの話として・・・・。                                 


  お子さんは、今、里親として、18歳のエチオピア出身の男の子一人と                     


バングラデシュ出身の同じ18歳の男の子を預かって暮らしていらっしゃるそう。                    

彼らはそれぞれの国から難民としてイギリスにやってきました。                                        


イギリスは難民を受け入れていて、お子さん家族は里親家庭に登録しているそう。                


エチオピア出身の男の子がとてもとてもいい子で、バングラディシュの難民の                


男の子の世話を買って出て言葉も通じない彼に、数カ国話せるエチオピア君が                


通訳もしているとか。                                                   


彼らの両親は、子供だけでも生き延びて欲しいとお金を払い難民船に
 

乗船させて国外へ脱出させたのだそうです・・・・。                                      

助けたくてもお金を用意出来ない親は、船に乗せることができないそうです。


ほんとに胸が詰まるお話でした。                                           


お金を用意ができたとしてもどんな気持ちで覚悟で


愛しい子供を脱出させる決断を・・と思うと涙なくして


聴けない気がします。                                                     


もう二度と逢えないかもしれないのです。                                                 

イギリス在住の娘さん曰く…本当に生きていくという事が困難を極める子供たちが               


世界には珍しくなく、普通に生きるということがどんなに恵まれていることか・・・           


痛感するというお話を、なさっているそうで私もそのことをE子さんづてに、身近に聴く事が                 

できました。                                                                


E子さんとは、もう10数年の付き合いですが、有意義な夕べでした。                        


世界は混とんとし、陽のあたる場所、陽の射さない場所、そこに住む人、生きる人々。               


再会を喜びあいながら、一緒に夕食を楽しみましたが、遠く政変に翻弄される人々に


想いを馳せる夜になったのでした。ああ!平和になれ!


 遠く遠くアジアの果てに住んでいますが、彼らの為に心から無事を祈ろうと            


思います。                                                           
by sheri-sheri | 2015-05-06 17:30 | 皆で守る子供達の命
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