カテゴリ:シェリーナおばさん( 21 )

続、おばさんのお話・・外国の友人からの手紙 7月17日

「ほら、ここに何通かのエアメールがあるわ。                                     


皆日本のこれからを心配しているわ。アメリカの友人、イタリアの友人、ドイツの友人・・             


台湾の友人、いろいろな友人たちが手紙を書いてくるのよ。                      


あの素晴らしかった日本の平和憲法を曲げて戦争支援国家になったのかって・・・」              


おばさんは、各国を赴任したご主人について色々な国にお友達が出来たのでした。              


「ともかくも、この世界遺産に推薦する動きがある立派な憲法をゆがめて                 


解釈してまで強硬採決した事実・・はなはだ許しがたきことですが・・・                    


ここでくじけてしまっては、恥ずかしい。                                          


毅然と逆風に向かっていかなくては。                                          


今で耐えて向かわねば将来のこの国の子供達を守れません。                             


外交努力してその上で専守防衛です。                                          


まず戦争法案を通し、軍備を拡張しては益々、国は借金大国になることでしょう。                  

全く経済の意味からおいてもどこからそのお金を捻出するのでしょうか。               


国民から供出させるのでしょうか。                                     


子供の6人に一人が貧困家庭にあります。                                


問題山積です。                                                           


福島では依然と避難暮らしを余儀なくさせられている方々もいらっしゃいますね。                     


さぁ、じっくりと考えましょう。                                                 


この国の未来について。                                           


おのずと結論はでてくることでしょう。」                                            



私は、思わず深く頷いたのでした。                                               

シェリーも真剣に聴いているようでした




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by sheri-sheri | 2015-07-16 15:47 | シェリーナおばさん | Comments(4)

続、おばさんのお話…7月16日

「専守防衛できたこれまでの日本を、他国の戦争のパートナーにする。                


攻撃する他国の戦闘機に給油もする、弾薬も送る・・


これが戦争に加担しなくていったいなんでしょう?                                 


憲法学者の方々も明確に違憲であると発言なさる中、そして高校生、大学生、
       

会社帰りの女性、若い父親、母親、孫を持つ祖父、祖母の方々


いえ、いえ、未婚、既婚にかかわらず全ての方々が国会周辺や                          


野外音楽堂、そして全国で抗議行動を起こしました。                                 


それでも強行採決しました。                                                  


なにがそうさせるのでしょうか。                                          


私達は、見抜かなくてはいけません。                                           


そうでなくても私達は、懸命に働き国を支え、税金を払いこの国で                       


生きてきました。なにも恥ずかしいことも臆することもありません。                          


私達の欲しい物、それは生きる喜びです。                                        


安心して子供を産み、安心して学校に通い、安心して職につける、安心して老後を               


送ること。                                                          


普通のことです。                                                         


他国の戦争の加勢にこの国の若い命や自衛隊の方々の命を未来を                    


無残に扱う権利など誰にもないのです。」



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by sheri-sheri | 2015-07-16 15:26 | シェリーナおばさん | Comments(0)

お話の続き…7月16日

おばさんのお話です。                                   


  「そもそもこの政権が誕生する際の、一票の格差についてお話しますが


それは違憲状態であると言われてきました。           


 そして投票率も低い中わずか20数パーセントの得票率で政権の座を確保しました。          


今言っても過去を取り戻すことはできませんが、やはり自分の手のなかにあった
      

黄金の一票・・・それはまさしくキラキラと輝く自分の未来と人生を守る得難い一票           


だったのですね。投票に行かないということはこんなにも思っても見ない事態を                 


まねくことでもあったのです。何もかもが不公平な選挙の現実ではありますが                  


まずは棄権しない・・投票権を大事にすること。それがとても重要でした。                    


来年からは18歳の人たちにもその黄金の一票が手に入ります。                         


必ず、自分の一票を大事にしなければなりません。                                  


それは命をまもり、ひいては自分の一生を左右することになるからです。」


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by sheri-sheri | 2015-07-16 15:06 | シェリーナおばさん | Comments(0)

シェリーナおばさんを訪ねて…7月16日

どうしても憲法9条を守りたかった思いが自然に、シェリーナおばさんのお宅へと               

足を向かわせています。                                                   


風は少しあるものの、森の中とは言え木漏れ日がチラチラとシェリーと私を                  


照らしています。                                                       


こんなに平和を死守したいだけなのに、どうして国政は危険な法の道を                     


選択するのか・・・つい心も足取りも重くなって行きます。                                 


さぁ、シェリーナおばさんの家に着きました。                                         

おばさんは、今日の決定をどう話されるでしょうか。


ここからは、おばさんのお話。                                                  


 「 今日の衆議員本会議・・私も見ていました。                                      


自衛隊員の方々の命を軽んじているとはっきりと認識しました。                            


一度も彼らに対する尊敬と信頼の言葉がでてきませんでした。                          


自衛隊員だから、命をかけても当たり前。むしろそれでこそ自衛隊といえるでしょ・・と             


 昨日のテレビに出た与党の幹部が発言していました。                                


つまり兵隊、一つの駒として存在し、そこには体温もあり血の流れている人としての                


見方は存在しません。万が一生きて帰れなかった場合はお金で保障し                      


報われるから。・・・ということでしょうか。・・・


ですから世界中、日本に関係ない国の戦地へも赴く政府案ということがうまれるわけですね。」          

おばさんは固い表情で静かにロッキングチェアに腰をおろし、シェリーの頭を撫ぜて


下さるのでした。


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by sheri-sheri | 2015-07-16 14:52 | シェリーナおばさん | Comments(0)

再会・・6月16日

大雨も続き、どうしていらっしゃるかしらと・・シェリーナおばさんを                     


お訪ねすることにしました。                                                 


おばさんは、いたってお元気で、部屋の中の暖炉で、室内の湿気を取り                      


乾かない洗濯物をからっと乾かしていらっしゃるようでした。                            


まぁ、朝夕は肌寒いこともある少し高地にあるおばさんの家。                         


暖炉に火が入ってもさほど暑さは感じないようです。                                      


さて、しばらくお会いしていなかったので、最近のお話を伺いました。                       


おばさんが、今心にとめていらっしゃることなどについて。・・・                             


おばさんは、若くして戦争を体験し、大切な御家族や友人を亡くしていらっしゃる               


事もあり、そしてその戦後色々な国の人達と出会った経験上、                          


人にはそれぞれ大切にしなくてはいけない、その人だけの命というものがあり                    


それを奪ったり、ないがしろにしたり、または国家というものが翻弄してはいけないと              


心底想っている人です。                                                 


最近のこの国のありようについて、お話を伺うのは目上のかたでもあり


私にとっては、意義あることなのでした。                               


今夜は夜も更けました。                                                   


また明日、続きをお話したいと思います。                                       


お休みなさい。いい夢を。・・・


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2014 コペンハーゲン街角
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by sheri-sheri | 2015-06-16 23:17 | シェリーナおばさん | Comments(2)

色々なお話を・・・2月11日

「ほら、友人のミッシェルからのお手紙よ」                                  


おばさんは、とても嬉しそうです。


おばさんは、亡き御主人と共に赴任先の国々・・中東、ヨーロッパ、中国                     


カナダ、数々の国々へ住み、結果親しくなった人々と今も交流が続いているのです。              


「あのね、彼女はこう書いているの。                                          


今回の事件・・・出版社が襲撃されたあの事件ですが・・・                         


彼女は、この事件によってイスラム教を信ずるすべての国の人々が、                            


つまらない誤解によって迫害されないことを祈りますと。


つまり、あのイスラム国と名乗る組織と混同されて                     


かつてのユダヤの人々がされたような差別や偏見にさらされないように・・・とね。                  

例えば、仏教にしろキリスト教にしろ宗教は、信ずる人々にとって                       


かけがえがなく大切なものであると。・・・


そして、それはお互いに尊重しあわなければならないとね。                             



それから、人種の違いについてね・・・人間は、肌や思想が違えど                            

身体の中を流れる血液、感情は同じ。


親は、子を思い、子は、親を頼りにする  ・・国は違えど宗教は違えど                          

肌の色は違えど、言葉は違えど、人間という、


哀しい時には泣き、嬉しい時には喜びに震える・・・どんなに否定しようが                        

同じなんだとね。                                                        



そしてこう書いてあったの。                                                   



一国の政府の方針が、その国の全ての国民の感情であると・・信じないでほしいとね。                 


かえって、どの国の市民も国民も、他国の人の平和・・穏やかな暮らしを願っていると・・・・。               
                                    

人間的な感情があるからこそ人も愛し家庭も築け、仕事にいそしむことが出来るのだと。・・・・                 


今、イスラム国が占領している地域も罪のない人々が沢山暮らしているわね。                  


そして、他国からの攻撃で命の恐怖に脅える人々が世界中に沢山、存在すると。・・・              


彼女は、こう結んでいるわね。                                                 


私達が出来ること・・・それは想像力を働かせること。                                   


報道されているニュースの裏側にいったい、どれだけの家族が、または                        

一人ぼっちになった子供達が、大人がいるか想像してみてほしいとね。                      


一人ひとり、自分の頭で考える・・ことを習慣にしたいわね。・・と。                           


    なるほど・・・・はるばるフランス、パリのお友達ミッシェルさん。                      


  おばさんの大切な友人である由縁です。                        


 おばさんは、お手紙を封筒にしまうと・・・                                         



美味しそうな熱々のミルクティとツヤツヤと輝く林檎をご馳走して下さるのでした。                


シェリーにも、ご馳走です。                                                   


日頃、家では貰えない美味しそうなハードビスケット。                                   


良かったね。シェリー。はるばる伺った甲斐があったわね。



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by sheri-sheri | 2015-02-11 16:02 | シェリーナおばさん | Comments(6)

再び・・2月11日

シェリーナおばさんにお会いしたくてまた伺う事にしました。                               


幸いにお天気は良く、散歩にも最適。                                    


シェリーとえっちら山道を歩きます。                                              


おばさんは、敷物を干したり、ベッドのカバーを干したりと・・                              

         
溌剌と家事をこなし中。                                                     

「今日は。また伺いました。。。。。」                                      


そうご挨拶すると おばさんは、にこにこして                                       

「いらっしゃい、今日はね、美味しい林檎があるの。


そしてね、フランスの友人からお手紙がきたのよ」 と嬉しそうです。                       


私とシェリーは、暖かなテラスにおばさんといっしょに腰を降ろすのでした
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by sheri-sheri | 2015-02-11 15:17 | シェリーナおばさん | Comments(0)

日だまりのなかで・・・

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シェリーなおばさんと、私達は手入れのいきとどいた気持ちの良い芝生を歩いて                


四季咲きの薔薇の花が咲く場所で立ち止まり、ゆっくりとベンチに腰を                       


降ろしました。                                                          


私にとってとても尊敬出来る方・・・真剣にお話に耳をすませます。                       



  「日本の人々は、戦後、一生懸命に働いてやがて総中流階級という
 

言葉も生まれるほど豊かな時代もありました。でも、いまでは、                       


年ごとに生活を取り巻く環境は厳しくなり、知っていますか?


先進国と言われる30数ヶ国のなかで、子供の貧困率がほぼトップであるということ。              


その数は、6人に一人という大変に深刻な割合です。                                     


そして国家が、子供の為の国家支出も先進国中、最下位に近いのです。                       


子供の貧困という現実は、先の民主党時代に長妻氏がメッセージを送るまで、              


一般的に知られていなかったのではないでしょうか。                                    



私達は、先進国という意識に満足して、


足元の子供たちの環境に目をやることに忘れ 寄り添うということを・・・・・                      


忘れていたのではないでしょうか。忘れるというより気付かなかった。・・・                         

子供なくしてこの国の未来は続かない・・・・というのにね。                                       


子供たちの環境がこれ以上悪化すると、ひいては日本の国家としての                        


文化、経済全てが発展しなくなることでしょう。                                      


では、どうしたらこの先、明るい未来が構築できるか・・・・                            


子供達が   経済の心配なく平等の教育をうけられる・・・それは上から目線での                


発想であってはいけないわね。                      


健やかに育った子供達は、愛や公平を身につけ


人や全ての生き物たちにも慈しみを身につけるでしょう。                                             

そして、勇気や行動力、聡明な考え方を持つでしょう。 


まず、少子化対策に政策を打ち出す前に、子供の権利・・・


健やかに生まれいで、健やかに成長する権利を 保障するべきね。・・                      


これは、理想や夢を語っているのではないのよ。・・・」


 私達は、そのあと色々なお話をしました。                                     


   「人間にとって、何が大事かというと、健やかに生きる権利

  
       それしかないわね。」                                                       


  「  対極にあるものが、紛争、戦争、教育を受けられない環境、            


     つまり愛のない環境ですね。・」


シェリーナおばさんは、もう80数歳。                                          

真剣なまなざしで、語られる表情は、心に沁みるものでした。

私にも大切な11歳君、もうすぐ13歳になる男の子がいます。                                   

このまだ、小さな子供達の未来が心配で仕方がありません。                         

対話が大事なこの世界で、平和しか人類を救う手立てはないだろうと考えるからです。           


人間の人格を形成する大事な子供時代、


不平等な格差で、子供たちの夢や希望、未来、教育のチャンスを

つぶすことがないように・・・とシェリーナおばさんの言葉を

かみしめながら心の中で思うのでした。                                         

木立にはだんだんと陽が落ち始めてくるようでした。・・・
                                            

                          、                      


                       
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by sheri-sheri | 2015-02-05 17:21 | シェリーナおばさん | Comments(2)

シェリーナおばさんのメッセージ・・2月4日

シェリーナおばさんは、今年で80数歳。                                           


戦争で、かけがえのない人達を失い、                                 


学校の友人達も沢山亡くしています。                                          


当時はちょうど中学生くらいだったようです。                                       


最愛の人達を失う悲しみ。・・絶望感。


平和という絶対に守らなければいけないものを、戦後70年経過した今                     


あまりにも意識がかけ離れてきているのではないかしら・・・と                         


危惧しています。                                                          

おばさんは、普段物静かで、穏やかな女性ですが、現在のこの国の進みように                  


眉を曇らせています。                                                   


ちょうど一年前のこの時期も、お会いしていました。                                    


  「  希望に満ちた愉しいことをお話したかったのだけど…                            


  今回は、前にもまして私達日本人にとって深刻な状況になってきたというより                    

  他なりませんね。」    シェリーと私は、じっと耳をすまして聴き入るのでした。                 

  おばさんは、何かとても重要なメッセージを伝えたいようでした。      
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by sheri-sheri | 2015-02-04 08:08 | シェリーナおばさん | Comments(0)

シェリーナおばさんを訪ねて・・・2月3日

とてもお天気の良い今日、

永く半年以上御無沙汰していたシェリーナおばさんのお宅へ伺うことにしました。                  


去年よりずっと失礼していたので気がかりでした。                                     


シェリーなおばさんは、お一人で森の中に住んでいます。                          


さぁ、お元気でしょうか。・・・・                                                  


前もってご連絡をしていたので、楽しみにしていて下さったようでした。                       


永い御無沙汰をお詫びして、おばさんの薦める椅子に腰をおろしました。                   


ニコニコ嬉しそうなおばさんは、                                           


  「そろそろ、あなたに会えるかも・・と、思っていたのよ・・」                           


  と言って微笑みました。
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by sheri-sheri | 2015-02-03 17:27 | シェリーナおばさん | Comments(0)