曹洞宗徳雄山建功寺住職
枡野俊明著。
前書きに・・・・
今の自分にとって、一番大切にするべきものは何か。
今の暮らしの中で、ほんとうに必要なものとは何か。
物質的なことも精神的こともすべて含めて、自分が大切にすべきものに
目を向けること。
それが浮きあがってきたとき、暮らしも心もシンプルな状態に
なるのではないでしょうか。
世の中の風景にばかり目を奪われていないで、
自分自身の心との対話をすること。
「ほんとうの自分とは何か」ということを、ときに立ち止まって考えてみる。
そんな作業を人生の中に取り入れることで、きっと豊かな心が見つかるはずです。
あなたの人生の中に、少しだけ「何もない」心地よさを取り入れてみて下さい。
合掌
と、ありました。
昨日、コンビニで見かけて、心残りでしたが買わずに帰ってきました。
やっぱりもっと読みたくて、そして私の小さな本棚にずっと置きたくて
今日再度出かけて求めてきました。
また折々に、ご紹介したいと思います。
改めて、自分を振り返るきっかけを掴めそうなそんな御本です。
中々、自分の素地を変えるのは難しいですが、それでも意識しないよりは
穏やかな人に、ちょっと抑制のきいた人になれそうで、読みふけって
しまうのでした。