万全に猫ちゃんを迎えるべく部屋を用意し、家の中にどうにか連れてきましたが
その猫ちゃんは、行きたいところがあるらしく必死で脱出しようと試みます。
そうです。幼い華奢な体でしたが、子供を産んだばかりだったらしく
子供たちのところへ帰りたがったのでした。
そんなこんなで、猫ちゃんを家族に迎え入れることは出来ず
また1年から2年がたとうとしていました。
相変わらず外猫として、生きているようでした。
子猫は数匹生まれたようでしたが、一匹だけが残り
庭や道路でくらしているようでした。
その家の飼い主さんは、家のなかでは飼えないまでもご飯もちゃんと
あげていらしたので、ちゃんと命の保証は出来ていましたが
先月7月9日に、子供思いだった小さな華奢ママ猫の白ちゃんが
道路に寝ているので、
「ほら、そんなとこに寝てると車にひかれるよ」と
近づいて声をかけると、白ちゃんが動きません。
白ちゃんは、どこかの車に跳ね飛ばされ、もう息絶えていたのです。