昨日は何かと忙しく読めなかった新聞を今朝目を通すと・・・・・。
防衛省の研究公募の記事。予算総額3億円。
採択されると年3000万円支給。
国内の大学は太平洋戦争に協力した反省から、
長らく軍事研究から距離を置いてきたが、公募は民生用にも使える基礎研究に
限定し、成果の公開を原則としたことから一定数の応募があったとみられる。
一方で専門家からは
「軍学共同研究」が歯止めなく広がり、
学問の自由が脅かされる懸念を指摘する声も出ている。
東京大は、今年1月に軍事研究の禁止に関する声明を出しており、
これを踏まえて研究者や部局で判断して対応するとした。
東京大、名古屋大を除く、
京都大など旧帝大5大学は「 応募なし 」
としたのに対し、地方の国立大の応募が7件と比較的多いのが目立つ。
以上、地元新聞より。
世界は、アジアは、問題に溢れ日本を取り巻く環境も数年前よりいっそう
落ちつかない側面が起こっています。
そこを見据えた上で、防衛の質を高めることは現実を直視することになると思いますが、
しかし私達は、あの戦争を忘れますまい。
近隣の国の民を殺し、自国の若者や一家の大黒柱の父親を殺した戦争を
肯定してはならないこと。
深く反省し、亡き人に想いを馳せ、再びこの国の人を戦場へ送らない。
そして戦火で焼かれる市民・・・幼い子供や若き母親、
被爆中心地で亡くなった広島の中学生のこと、長崎の人々のことを忘れますまい。
ひたすらに戦争を憎み、それに近ずく道は避けて通りましょう。
その意志を表示し、平和のプラカードを掲げましょう。
心から思う朝です。