このガイドブック・・・杉原千畝領事館で、リトさんが選んでくれたものです。
表紙には、美しい市街地の風景とトラカイのお城。
街中までリトさん宅から歩いてすぐです。街中には大きな川が流れ、
美しい建築物と、夏とはいえ爽やかな風景が広がっていました。
しかし、所々、色々な事が起こったリトアニアの歴史を感じさせる
ものがありました。
大聖堂
この大聖堂は、1950年ソビエト当局によュて閉鎖されました。
その後1989年カトリック教徒の手に戻される。
屋根の上にあった十字架 は1951年ソ連政府によって爆破された。
現在の十字架は、独立回復宣言前の1989年に新しく建てられたものである。
以上、ガイドブックより。
この界隈は、雰囲気あるカフェが両脇にあります。
街中には大きな川が流れています。
その川には大きな長い橋がかかっていました。
そしてソ連共産党のシンボル・・労働者の銅像なども両方の橋のたもとに
ありました。計4か所。
共和国として独立した今も、現存しています。
なかなか理解しがたい事ですが、あの時代を風化させないように
とのことでしょうか。
そうだとすれば、いっそうこの国の平安を祈らずにいられません。
そして街中の大きなビルは、20年少し前までソ連のKGBが占拠。
それ以前の大戦では、ナチスが占拠していたそうです。
今は、博物館になっています。
{ 大虐殺犠牲者博物館~KGB博物館 }
以上、冒頭のガイドブック参照しました。
この建物の下には、大きな川が流れていてとても
気持ちいい風景が広がっています。